2014年10月29日

「諸星晃司 挽物漆器展」惟喬親王

諸星さんは惟喬親王をはじめ木地師の歴史を訪ねたり、南アルプスをはじめ各地の山や原生林を訪れている。そんな諸星さんお薦めのテレビ番組が「水戸黄門」、諸星さんは番組の中からいくつも地方の伝統や歴史に興味をそそられ旅に行かれたそうです。

惟喬親王(844~897)
ろくろの技法を里人に教えた全国各地の木地師の祖



大山のブナの木
大山山麓のブナ林は西日本最大規模


           天城原生林のブナと…
  


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2014年10月29日

「諸星晃司 挽物漆器作品展」 作品紹介6

案内状の作品 公募展出品予定


日本手工芸美術展覧会入選作品 柿葉色小鉢

金沢わんone大賞 入選作品

日本手工芸美術展入選作品 田舎風夫婦椀

大阪工芸展 入選作品
  


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2014年10月29日

「諸星晃司 挽物漆器作品展」柿の木のお椀

穴のあいた柿の木で木地を作るのは大変ですね。穴のあいた部分は貝で穴埋めする事により素敵な装飾に…



出来あがるとこんな風に…





感動的な変身ぶりです!これぞ腕の見せどころなのでしょうね。  


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2014年10月29日

「諸星晃司 挽物漆器展」 道具は自分で

工芸用の道具は自分で手作り
工芸用の道具は今現在約40本。作品に応じて道具は作るそうです。諸星さんは「作品が道具を作るんだな。」と言う。それは本職の木地師の仕事においても同じこと。「何しろ道具がなければ始まらないよ。」道具の使い方を説明しながら「刃先に自分の思いが伝わるってことだな。」と。諸星さんのひと言ひと言は、長年の職人さんの経験がにじみ出ています。



真ん中の定規は60cm、大きな作品づりには大きな道具が必要になる。柄も刃も手作り、鍛冶屋さんの仕事もこなさなければなりません。物作りには、まずは道具作りなんですね。  


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