2016年07月30日

焼津・平和のための戦争展の中で「いのちの写真パネル展」

昨年、当画廊で「平和への祈り展」を開催した時にも展覧して下さった沼津の鈴木基之さんが「いのちの写真パネル展」を焼津で開催されると連絡を受け、昨日わずかな時間でしたが何とか伺うことが出来ました。
 
場所は、焼津・ふれあいギャラリー 
本町5丁目 市文庁舎・旧アトレ西側 と言うことですが焼津駅からタクシーで行きましたが、すぐにわからずドライバーさんが少し迷ってしまいました。

入り口看板

パンフレット

戦没者遺骨収集にみる 「いのちの写真パネル展」開催中の鈴木基之さんが講演中のところへお邪魔しました

約20人ほどのご来場者が熱心に講演を聞いていらっしゃいました。男子中学生の姿も…
赤旗新聞の記者さんとケーブルテレビの取材もありました。

ケーブルテレビでは8月3日に放映される予定です

三つの展覧会が開催されており、日時により映画やトークなど盛りだくさんの内容、その中の展覧会の一つが

展覧風景の一部





第5福竜丸事件・焼津徴用船コーナー
展覧内容の一部を紹介






「新編・原爆と人間」
展覧内容の一部を紹介






展覧会は明日まで、9:00~19:00(明日は17:00まで)  


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2016年07月28日

「いのちの写真パネル展」 焼津で明日から

沼津の鈴木基之さんによる
  生きたくても生きられなかった
  「いのちの写真パネル展」が明日から
         焼津のふれあいギャラリーで
明日は13時半から鈴木さんのトークコーナーも
 主には遺骨収集の写真をパネルにしたもの

2016年6月9日 テレビ静岡のコラム「第二の人生」でパネル展の活動が紹介され、放送をご覧になられた方からの依頼で今回、焼津でのパネル展開催となったそうです。  


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2016年07月26日

荒川豊蔵資料館と杉原千畝記念館

親子展の件で可児周辺のことを少し紹介しましたが
                  折角ですからこんな紹介も…

人間国宝 荒川豊蔵資料館(可児市久々利柿下入会352)

昭和5年、久々利の古窯跡で筍絵文様の陶片発見は陶磁器史の定説を覆した



豊蔵使用の窯(非公開)


北小路魯山人や白洲雅子とも親交が深かったようです。

杉原千畝記念館(八百津町八百津1088-2)

八百津町のHPより
人道の丘 概要

八百津町出身の元外交官杉原千畝氏(1900~1986)が、第二次世界大戦の最中混乱と激動の欧州リトアニアの地において、自らの危険と困難を顧みず下した人間愛に満ちた勇気ある決断に対し、その功績を称え、後世に伝えるため記念公園として人道の丘公園を建設しました。
 公園は、同氏の生前の望郷の念から八百津の街が一望できる丸山ダムのほとり緑豊かな高台に位置しています。近隣にはめい想の森、丸山ダム、旧八百津発電所資料館等もあり四季を通して多くの観光客で賑わい、周辺は新丸山ダム建設事業により大きく変貌しようとしています。

モニュメント人道の丘公園のシンボルモニュメント

公園のシンボルであるモニュメントは“世界平和”をテーマに“平和を奏でるモニュメント”として八百津町から“世界に平和の光と音楽を”のメッセージを発信しています。
モニュメントは、パイプオルガンをイメージし、平和の音楽を奏でます。パイプは全部で160本、パイプの大小は世界の国々をあらわし、高さ最高6.85m、幅10mで2列に半円状に並び放物線を描いて中央で交差しています。

命のビザモニュメント


真実を見つめ、千畝が書き続けた幾枚もの『命のビザ』を重ね、希望の光りを反射させながら空へとのびていくモニュメント。
千畝が教えてくれた「人間愛」の心が響くように、訪れる一人ひとりの手で平和への鐘を世界へ、そして次世代に向かって奏でてください。

この情報のお問い合わせ
八百津町役場
産業課
電話:0574-43-2111(代表)

杉原千畝さんのことは映画にもなりましたね

余談ですが、先日の親子展の搬出をお手伝い下さったのは、杉原千畝さんの甥っ子さんに当たる村瀬さんとそのお仲間の方々でした。
村瀬さんはある会社の社長さんですが、非常に人間的に豊な方で日頃から兄や両親が大変お世話になっています。何年か前に千畝さんの甥っ子さんだと伺いビックリしました。また間もなくして主人が仕事の関係で名古屋で千畝さんの姪っ子さんにお会いし、こんなことがあるのかな?と不思議なくらいです。ありがたいご縁に感謝します!
  


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2016年07月23日

親子展のおまけ2 

国宝犬山城(愛知県)も可児市から車でわずか20分程です

木曽川沿いに建ち天守閣からの眺めは見事です

名城は戦国合戦の舞台

国宝犬山城は、室町時代の天文6年(1537)に建てられ、天守は現存する日本最古の様式です。木曽川のほとりの小高い山の上に建てられた天守閣からの眺めはまさに絶景。周辺には犬山城下町の古い町並みや、多くの観光施設があります。ぜひ歴史の荒波を生き残った、国宝犬山城をご覧ください。
名称:国宝 犬山城通称:白帝城立地:平山城天守構造:望楼型・三層四階地下二階・複合式天守天守の高さ:約19m築城年:天文6年(1537)築城者:織田信康(織田信長の叔父)廃城年:明治4年(1871)指定文化財:国宝(天守)主な城主:織田氏・池田氏・石川氏・成瀬氏所在地:愛知県犬山市犬山北古券65-2

犬山城 城下町

お店に吊るされた長ーい大根は守口漬けの大根です

紹介しきれなかった時計を
ショーケースの中の時計、光の反射で残念ですが…
    
右からドイツのユンハンス・ユンハンス・日本セイコー舎

つづいて右から日本・アメリカのウェルチ社のカレンダー時計・アメリカのセス・トーマス社

珍しいカレンダー時計のアップ

置時計

下の台が段ボールのため動かしてもすぐに止まってしまい残念です。
右から愛知時計・アンソニア
 このアンソニア動いている時はマーライオンのように口から水が流れているように見えます





私は会場にはわずかな時間しかいられませんでしたが、中日新聞の神谷記者さんが時間をかけてじっくり取材して下さり、思い出に残るあたたかな記事を書いてくださいました。早速展覧会二日目の朝刊に立派に掲載され期間中「新聞の記事を読んだら感動しちゃって絶対見に行かなくちゃと思い来ました。いいご家族ですね…いろいろあって今日しか来れないので頑張ってきました。」と声をかけて下さった方、新聞記事を握りしめ遠方からご来場下さり「本当に懐かしいものをありがとうございました」と涙ぐむ方、そして記者クラブの連絡先を教えて頂いた可児市役所の広報課の加藤さんも会場にいらしたくださり「新聞に出て良かったですね!私も見させてもらいに来ました。中日新聞に出たら90%お知らせできたことになりますよ!」と喜んで下さり、運よくお会いすることが出来ました。出会う人出会う人みなあたたかく感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!

欲を言えば、全て動く時計なのですが、水平垂直でないと動かないので音をお聞かせできなかったのが残念です  


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2016年07月22日

親子展のおまけ 関市のうなぎ文化

親子展を開催した可児市から車で30分程の関市は刃物が有名ですが、鵜飼と鰻も名物です。
関市にはうなぎの専門店が多いですが、今回は浜松で有名な「加茂」の上だと評価する人もいる「しげ吉」を紹介します。圧倒的に岐阜、名古屋ナンバーが多い中遠方からのお客さまも結構いらっしゃいます。

11時openですが、11時にはこんな状況

長蛇の列…しかし実際には待っている人数はこの何倍もいるのです。(名前と人数を登録して車で待っていたり時間まで出かけているので)
ホーム > 関市とうなぎ
あゆ丼とは?
関市とうなぎのふか〜い関係
関のうなぎの美味しさには歴史があります。
鎌倉時代、刀匠たちが関に移り住み、刀を作り始めたのが刃物のまちとしてのはじまり。ピーク時には300人以上もいた刀匠たちが、そのスタミナ源として、また商売などでお客さんへのもてなしとして、うなぎやうな丼が重宝がられました。その秘伝の焼き方やタレが現在も受け継がれているのかもしれませんね。
鵜が飲み込みにくく、「“ う ” が “ な ” ん “ ぎ ”する」ところからうなぎと名付けられたという説もあり、刃物と鵜飼のまち関市でうなぎが美味しいのは必然だったんですね。
1000年以上前から刀匠、鵜匠も食べていた?
奈良時代の歌人・大伴家持が万葉集で「石麻呂に吾れもの申す夏やせによしといふものぞ鰻とり食せ」とうたっています。あまりにもやせている石麻呂をからかって、「夏場になったら見苦しいくらいもっと痩せるだろうから、ウナギでも食って精をつけて夏負けを防げよ」と言っているように、この時代に、すでにウナギは滋養強壮剤としての栄養食品という認識で食べられていたんですね。
とすると、鎌倉時代から住んでいる関市の刀匠たちが精をつけるために好んで食べていたというのもうなずけますし、鵜が難儀(なんぎ)して獲ったうなぎを同じ奈良時代から続く小瀬鵜飼の鵜匠さんたちも代々食べていたのかもしれないですね。
うなぎのさばき方
関東地方ではうなぎは「背割り」、関西地方では「腹割り」。大阪の商人が「腹を割って話をする」ことから商談でもてなすうなぎを「腹割り」でさばくようになったともいわれていますが、日本一の刃物のまち関市にも昔から商人が多く、関市のうなぎ屋さんのほとんどが代々「腹割り」なのも納得できる気がしますね。ちなみに包丁は名古屋型と呼ばれる、先が尖っていない細い長方形のタイプが使われているようです。
詳細など問い合わせはこちら
〒501-3894岐阜県関市若草通3-1
関市観光協会
TEL 0575-22-3131 FAX0575-23-7741

しげ吉のウナギ


メニュー


休日は2時間待ちもよくあること まずは白焼きから おつまみには最高!

うな丼並みでも食べきれないほどのボリューム 外はパリパリ、中はジューシー ご飯も美味しー

早々とこんなお知らせが… 11時openですが11時半には完売!すごい勢いです

待っている間にいろんな会話が生まれます。「昨日来たけど売り切れだったから再度本日名古屋から来ました!」と言う方や、しげ吉さんのうなぎが大好きだったというご主人が今年の2月に亡くなられ、「つらいけど思い出の場所だから孫と来ました。」と言う方などいろいろ話が弾みます。14時頃にはようやく最後の人もお店の中へ

ここから約50分ほどで今話題のモネの池があります

関市には他にも沼津市役所で何十年振りかに壁画が見つかった「篠田桃紅」さんの美術館が関市役所7Fにあったり、円空館や円空さんのお墓もあります。

  


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2016年07月19日

昨日搬出に可児へ

昨日、岐阜は32℃暑い一日でした。親子展最終日、搬出作業のため岐阜へ行ってきました。

展覧会場のあるアーラの外、グリーンがとってもきれいです


アーラは少し高台に建っているので裏側は

すぐ下を愛知用水が流れています

毎日会場入り口でお客さまをお迎えしてくれたお福さん

午後14時頃会場着、最終日は16時まで。あと二時間…
  まだたくさんの方々がご来場下さってました

下段は大正の時計

下段は大正の時計

下段は大正の時計

ドイツの鳩時計もありました

会場のあっちこっちで会話が弾んでいました

下段は明治の時計

はじめから斜めになっている時計や振り子の前のガラスが鏡になっているものなど変わり種も

下段、明治の時計

ショーケースの中の時計を紹介したいのですがガラスに反射してなかなかうまく撮れなくて残念、見事な時計なのですが…

あっという間に16時となり、いざ片づけを始める


片付けを始めても駆け込みでご来場者が…

温かい助っ人の皆さんのお蔭で着々と
 時計を一つ一つエアークッションで梱包

搬出後、実家の定位置に時計を掛けて作業終了!20時ごろ可児を出発、22時過ぎに無事静岡へ

ご協力下さったみなさまに心から感謝申し上げます。また暑い中ご来場下さったみなさま、本当にありがとうございました!

  


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2016年07月17日

親子展会場とその周辺

親子展開催中の可児市文化創造センター アーラ

カメラに収まり切れなくて…木の右側

木曽川
 岐阜県美濃加茂市から愛知県犬山市にかけての川の流れがヨーロッパのライン川に似ていることから日本ラインと称され、かつては約1時間半の川下り遊覧が楽しめましたが、残念なことに25年より運休しています。


可児市から車で20分程で犬山(愛知県)の鵜飼い開催場所へ(毎年6月1日~10月15日)
ここがライン下りの終点でした。

親子展もいよいよ明日が最終日、連日たくさんのみなさまがご来場くださっているようで、心から感謝申し上げます。  


Posted by 千代田画廊 at 17:39Comments(0)

2016年07月16日

7月16日の記事

親子展便り

兄からの写メールより
 連日たくさんの方々にご来場頂いて展覧会場は賑わっているようです。暑い中わざわざ足をお運び下さいましたみなさまには、心より感謝の気持ちでいっぱいです。

ショーケースの中のミニチュアクラッシックカーの展覧風景
    細かくてわからないかも知れませんが、お時間がございまし
    たらひ実物をご覧くださいね!







この親子展は18日まで!  


Posted by 千代田画廊 at 22:35Comments(0)

2016年07月15日

親子展 コレクションの中から

柱時計のコレクションは100点を優に超えているようですが、今回は70点を展示しています。勿論すべて動きますが展示の環境では垂直にならないので動かしてもすぐに止まってしまい残念です。時計一つ一つの形や装飾もさることながらコチコチと言う音と共に時を奏でる音が魅力なのですが…

今回の中で一番古い時計
   明治5~6年 日本製

初日にお客さまが「欲しいな」とおっしゃったこの時計は
   船時計 アメリカ製 アンソニア

ちょっとへそ曲がりな時計も…
   大正末期 日本製 セイコー社
 

時を奏でる音色がとってもいい時計
   大正末期 ドイツ製 「金翼」
   通称キンツバと言われ人気があったそうですがお聞かせできな
   いのが残念ですね!

兄のコレクションから
   一見自転車ですが…今でいう原付ですね。




  


Posted by 千代田画廊 at 16:46Comments(0)

2016年07月15日

親子展2日目の昨日は…

展覧会2日目の昨日、早速中日新聞の朝刊に親子展のことが記事になり、お陰様でたさんの方々がご来場下さったようです。中には「新聞記事を見て来ました」と遠方からご来場下さった方もあったそうです。お忙しい中取材して下さった記者さん、ありがとうございました!

写真は13日に撮ったものです

傘にぶら下げられた短冊には母の俳句が

このあたりが昭和初期の時計のようです


下段4点が昭和初期

準備に忙しくて写真を撮り忘れたり、ミニチュアクラッシックカーの展示は途中だったり、ゆっくり話も聞けないまま帰ってきてしまったので残念です。  


Posted by 千代田画廊 at 09:40Comments(0)