2017年08月02日

時代の流れなのですね…

画廊のブログ用の写真を撮り続けてきた愛用のカメラのシャッターボタンがとれてしまったので鷹匠のトモノカメラサービスさんへ伺いました。トモノさんのご主人は写真展の時など時々画廊にいらして下さった事があり、お店に入った途端、お元気そうで良かった!と嬉しく思いました。数回しかお会いしたことがないので、もちろん私のことなどどこの誰なのかご存知ありませんが…。

今、デジカメは発売から一年程生産し、どんどん新たな機種に変わって行く時代だそうです。部品の保存も発売から7年ほどだそうで、修理が出来る期間も必然的に限られてしまいます。

まずは修理が出来るかどうかをPCや電話で調べて下さいました。今年の11月までが修理のできる期間だとわかりました。シャッターボタンがとれたからと言ってもそれだけを付け替えればよいと言うほど修理は簡単ではないようで、費用も結構かかるかも、しかしこれを直したからと言っても、もし今後他の部分が故障しても11月以降は修理は不可能です。そう考えるとこのためにお金をかけるより、新たに買った方が良いかも知れませんよ。とアドバイスして下さいました。「えっそうなんですか…」修理期間があまりにも短いことに驚くと共に、ふと気が付くと修理しながら一つの物を使い続ける時代はとっくに終わっていたんだなって、まるで浦島太郎にでもなったような気持ちで時代に取り残されていた自分の感覚が滑稽にも思え、これが時代の流れなんだ…とがっかりしたり納得したり。

しかしながら仕事にもならない事に、こんなにも時間を費やしお客の立場でアドバイスして下ったトモノカメラのご主人の誠実さには改めて感激し心がほっこり致しました。ご親切にありがとうございました!

時代の流れなのですね…



Posted by 千代田画廊 at 14:49│Comments(0)
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