千代田画廊　

大石安任さんから写真展のお知らせが届きました
タイトルが
旅の空の…亡き妻真澄の思い出に
とあり、奥さまが亡くなられたことを知り驚きました
お二人で音楽や旅を楽しまれ、ご主人の写真展の作品の中には、いつも奥さまが…
とってもセンスが良く素敵な奥様でした　展覧会で色々お話しさせて頂いたことが思い出されます
ご冥福を心よりお祈り申し上げます


ここ数年、お世話になった方々が旅立たれたことを知る度に何ともやりきれない気持ちになります
淋しいです、みなさまとの出会いや沢山の感動に感謝しかありません  

4月18日〜東京都美術館で


  

本日から開催されています

  

岐阜から帰ったら届いておりました




菅田先生の大変印象深い作品、確かタイトルは「灯ともし頃」…
懐かしく拝見していると追悼写真展となっておりびっくり致しました
素晴らしい作品で多くの方々に感動を与え続けてくださった
菅田先生のご冥福を心からお祈り申し上げます
  

第120回　チャーチル会静岡
　2023年　冬季絵画展


  

1ヶ月程前、ある作家さんから嬉しい便りが届きました
同封のポートレートを見つけた時、迷わず私のことを想い起こして下さったとのこと…畔地先生のアトリエでのエピソードをお話ししたことを覚えていて下さり、ほほえましく想い出し「作者と作風は一致するもの…」との想いを改めて感じたお話しでした　もう十数年前の出来事でしょうか？その思い出は、いつも私の心の中にほっこりと居座っております　とのあたたかなメッセージと共に2枚のポートレートが同封されておりました　懐かしさと共に私の想い出話しを覚えていてくださったこと、そして貴重な畦地梅太郎さんのポートレートに感激致しました


上のポートレートは1961年八ヶ岳（縞枯山）にて
畔地梅太郎　1902〜99 版画山男シリーズ生みの親で、国際的にも評価が高い山の芸術家。
愛媛県北宇和郡二名村（現　三間町）で農家の三男（四人兄弟）に生まれる。16歳で故郷を離れ上京して苦学、曲折を経て木版画制作の道に入る。1935年（昭和10）年頃から独り歩きの山旅に親しんで山岳風景を主な画題とするが、53(昭和28)年に至って山男シリーズの制作を始め、国内外から賞賛を浴びる。版画制作のほか山の紀行も書き、数多くの画集、画文集を刊行した。

下は、1964年11月11日　乾徳山ろくこだま荘で


宝物のガラス絵
畔地先生のアトリエには何度もお邪魔させて頂きましたが、何時も穏やかでニコニコ、正に作風そのもの温かなお人柄でした　昔、一杯のラーメンを３人の仲間で分け合って食べたこと、病院にかかっても費用が払えなかったので、代わりに作品を持って行き許してもらった話しなど、お若い頃の苦労話や心が疲れると暫く山に篭った話しなどあれこれ聞かせてくださいました　そんなアトリエである時「失敗作だから」と手渡された作品がこちら↓　いえいえ失敗作なんかではありません　私が戸惑っていると「早く！早くバックの中へ！」と… 畔地先生からのプレゼントは今も大切な私の宝です


涸沢の小屋
この作品に憧れて山登りの経験もないのにどうしてもこの場所へ行きたくて涸沢カールへ… 苦しくてどうかなりそうでしたが実際に涸沢カールに立ち、作品の山小屋の周りの花だと思っていたのはテントなのかなと思いました　その後、畔地先生の作品が展示してあるという燕岳の山小屋燕山荘まで、作品に会いに行って来た事が思い出されます　作家さんや作品の魅力はいろんな力を与えてくれるものだと思いました


お便りありがとうございました！  

  

とさかますみ先生から

  

明日から始まります！
　　今年は文芸のお仲間と一緒に